

昭和10年代の歌 - オリジナル歌手4曲(なつかしの歌声)
昭和10年代の歌 - オリジナル歌手4曲(なつかしの歌声)
①誰か故郷を想わざる(1970) - 霧島昇
作詩 西条八十 - 作曲 古賀政男
( 一 )
花摘む野辺に 日は落ちて
みんなで肩を 組みながら
唄をうたった 帰りみち
幼馴染みの あの友この友
あゝ誰か故郷を想わざる
( 二 )
ひとりの姉が 嫁ぐ夜に
小川の岸で さみしさに
泣いた涙の なつかしさ
幼馴染みの あの山この川
あゝ誰か故郷を想わざる
( 三 )
都に雨の 降る夜は
涙に胸も しめりがち
遠く呼ぶのは 誰の声
幼馴染みの あの夢この夢
あゝ誰か故郷を想わざる
②燦めく星座(1971) - 灰田勝彦
作詩:佐伯孝夫/作曲:佐々木俊一
( 一 )
男純情の 愛の星の色
冴えて夜空に ただ一つ
あふれる想い
春を呼んでは 夢見ては
うれしく輝くよ
思い込んだら命がけ
男のこころ
燃える希望だ憧れだ
燦めく金の星
( 二 )
何故に流れくる 熱い涙やら
これが若さと いうものさ
楽しじゃないか
強い額に 星の色
うつして歌おうよ
生きる命は一筋に
男のこころ
燃える希望だ憧れだ
燦めく金の星
③別れのブル-ス(1973) - 淡谷のり子
作詞:藤浦洸 作曲:服部良一
窓を開ければ 港が見える
メリケン波止場の 灯が見える
夜風 潮風 恋風のせて
今日の出船は どこへ行く
むせぶ心よ はかない恋よ
踊るブルースの 切なさよ
腕にいかりの 入れずみほって
やくざに強い マドロスの
お国言葉は 違っていても
恋には弱い すすり泣き
二度と逢えない 心と心
踊るブルースの 切なさよ
④国境の町(1971) - 東海林太郎
大木惇夫:作詞 / 阿倍武雄:作曲
橇の鈴さえ 淋しくひびく
雪の荒野よ 町の灯よ
ひとつ山越しゃ 他国の星が
凍りつくよな 国境い
故郷はなれて はるばる千里
なんで想いが とどこうぞ
遠きあの空 つくづく眺め
男泣きする 宵もある
行方知らない さすらい暮らし
空も灰色 また吹雪
想いばかりが ただただ燃えて
君と逢うのは いつの日ぞ
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